地球温暖化の影響でウミガメの9割がメスになった

オーストラリアにあるサンゴ礁グレートバリアリーフの海域に生息する青ウミガメは、最近メスが圧倒的に多くなっているとの研究が発表されました。

気候変動による気温の上昇が卵から孵化する期間に雄雌を決める作業に影響を及ぼすことが原因です。

アメリカの科学雑誌カレントバイオロジーに掲載された論文によるとグレートバリアリーフの産卵可能なメスおよそ20万頭で構成されるウミガメの個体群の1つが今後オスが増えなければ崩壊する恐れがあると報告しました

ウミガメの卵は孵化する温度によって雄雌の性別が決まります。
砂浜に穴を掘ってつくられたたウミガメの水の温度が上昇するとメスが多くなります。
温度にするとほんのわずか数度の差ですが雄と雌の比率が大きく変わる分かれ目になる可能性があります。

世界の平均気温が2100年までに2.6度上昇すると予測されている中で多くの海亀の個体群が孵化できないまま死ぬ割合が上昇し、生まれてもメスばかりになるという危機に直面しているとこの論文では指摘しています。

砂浜に埋まった卵の性別を判定するのは困難なので、研究チームでは海亀を捕獲してどの地域で生まれたかの答えを調べるために遺伝子検査を海亀を捕獲して調べました。
411頭分のデータを収集した結果、グレートバリアリーフ南部の比較的暖かい気温の地域で生まれた海亀の65~69%がメスでオスの方よりはそれほど多くありませんでした。

しかしグレートバリアリーフの北部は南半球なので北部の方が暖かいです。
暖かい地域で生まれた海亀たちは卵から孵ったばかりの様態の99%がメスで大人になるまでの段階で99.8%はメスでした。
この論文の執筆者のマイケル・ジェンセンによると暖かい地域でメスが生まれる傾向が20年以上継続しているといいます。

この対策には海ガメが巣を作る砂浜を涼しい状態に保つために日よけテントを立ててやる方法などが考えられています。
しかし海亀自身が、海岸の漂着ゴミや生息地の減少と環境汚染などによって絶滅の危機にあるとみなされています。

⇒ 糀肌くりーむのモニターが2980円